さっぽろ子育てネットワーク

Sapporo Parenting Network

ごあいさつ

さっぽろ子育てネットワーク代表 河野和枝

 「子どもひとりを育てるには、村中の人が必要」というアフリカのことわざがあると言います。子育ては、地域住民みんなの営みであることが、世界の国から見えてきます。日本においても、その時代の様々な実情を背景にもちながらも子育ては、地域こぞっての営みであったことが「名付け親」「拾い親」など仮親の存在からも分かります。

 現代は、母親ひとりぽっちで子育てする社会になり「子育て困難」という言葉が国会の場でも議論され、国の施策が子育てにとって重要な役割を果たすようになりました。男女平等が生かされる社会づくりをするには、子育て政策はとても大切です。その一方、アフリカのことわざにあるように、子どもを育てる地域や家庭の環境づくりも大切であると思います。私たちは、この両方が叶えられる子育て環境を望んでいます。

 1995年4月23日、さっぽろ子育てネットワークが誕生しました。年齢も職業も違う、個人でも団体でも加盟できる、もちろん、子どもがいてもいなくても「子育て」に関心を持つ市民であれば誰でも会員になれるしくみを持つ市民団体で、「子育ち・子育て・親育ち」をモットーに活動しています。子ども自身の力で豊かに成長し自立していく子育ち、地域のみんなが関わりながらとも育ちする安心の子育て、わが子を育てるために自分の考えを持ち行動する親育ち、それぞれの実現のために、学び合い共同するネットワークです。乳幼児から学童期、思春期青年期まで、子育てを考える学習や団体活動などの情報交換など幅広い活動をしています。関心のある方はご一緒に活動しませんか。

活動内容

さっぽろ子育てネットワークではあなたが知りたいことやりたいことを活動にしていきます

1995年、子育て・教育にかかわる様々な人や団体をつなげ、ひとりぼっちで子育てするお母さんをなくすことを目指し活動を始めました。

そして今、『子育て・子育ち・親育ち』を合言葉に、乳幼児から自立するまでを見通しながら子育て・教育に関心を持つ個人・団体からなる市民のネットワークです。「子育てって楽しい!」「札幌で子育てをしてよかった!」となることを目指し活動しています。

子育ては、不安になったり、疑問に思ったりすることがたくさんあります。そんな時、ひとりで抱え込まず、みんなで考えていきます。

そして、子どもが豊かに成長するためには、大人の元気も必要です。みんなが手を取り合い、支え合って子どもも大人も豊かで暮らしやすい地域・社会づくりを目指します。一緒に活動しませんか。

普段の活動

毎月一回、エルプラザでの運営委員会が定例化され、年一回の総会で決議された活動計画の具体化(実施日、会場、スタッフ、宣伝方法な ど)を参加者で話しあい、活動当日を迎えています。会員それぞれが出来ることを基本に活動を作りあげています。


子育て体験交流をコーディネイトしています

「乳幼児親子と中学生のための体験交流広場」

乳幼児親子と中学校の生徒たちが子育て体験を通して交流しています。乳幼児から若者、お年寄りまで障害のある人もない人も、様々な人が集う地域に根差したふれあいの居場所「むくどりホーム」(団体会員)での開催は自然な異世代交流を生み出しています。

子育てを応援する人たちのネットワークづくりを進めます

「子育て援助を考える会」

子育て・教育・福祉にかかわるテーマに沿って、各分野で経験をつまれてきた方に報告していただきながら、専門家や支援者だけでなく当事者も加わり学習や交流を深めます。

子育て情報を集め発信します

年に6回程度子育てにかかわる情報をまとめニュースとして発行しています。

子どもの発達(乳幼児・学童・思春期青年期)に沿った『学びの場』を提供します

子育て交流会・講演会「きいて!はなして!私の子育て」

先輩ママや同じ立場のママたちで、日頃の思いをザックバランに語り合う交流会です。子どもたちも楽しい時間を過こせるように、別室で保育スタッフがお預かりします。

思春期•青年期の子育てを考える講座「子育て山あり谷あり」

思春期・青年期をテーマに「いじめ・不登校」「親と教師の本音」などの学校問題や「非行・発達障害」「お父さんの子育て」「若者の就労問題」まで幅広く取り上げ、立場を越えて自由に語り合う場となっています。

子育てに関する事業を他の団体や行政と協働で行います

さっぽろく子育て・教育>市民フェステイバル

子育て教育に関わる活動をしている様々な団体が協働して作り上げる年に一度のイベントです。

メンバーについて

会員

  • 個人会員150名
  • 団体会員15団体
  • 団体運営スタッフ30名

会員構成

20代から70代まで子育て中の親を中心に、子育てや教育•福祉・文化・医療に関わる団体、専門家個人からなる

お問い合わせ

さっぽろ子育てネットワーク

  • 〒060-0808
    札幌市北区北8条西3丁目札幌エルプラザ内2階
    札幌市市民活動サポートセンター
    レターケースNo47「さっぽろ子育てネットワーク」宛
  • TEL:090-4502-2397 (担当:沢村)

または、下記メールフォームをご利用ください

    入会案内

    さっぽろ子育てネットワークは、会員の年会費によって運営を行っております。
    本会の趣旨に賛同し、運営に参加あるいは、ご支援いただける方を募集しております。
    個人はもちろん団体での入会もお待ちしております。

    年会費

    個人会員
    1,200円
    団体会員
    1,500円

    賛助会員

    一口(何口でも)
    1,000円

    郵便振込口座番号

    02770-5-8634

    さっぽろ子育てネットワーク規約

    第1条 名称

    本ネットワークは、『さっぽろ子育てネットワーク』と称す。

    第2条 目的

    1. 生き生きとした楽しい子育てをめざす。
    2. 心も体も健康な子育てをめざす。
    3. 地域ぐるみの子育てをめざす。

    第3条 活動

    前条 の目的を遂げるために次の活動を行う。

    1. さっぽろ子育てネットワークニュースの発行。
    2. さっぽろ子育てネットワークへの参加・参入・賛助の呼びかけ。
    3. 子育て事業に関する情報の収集と整理。
    4. 個人~グループ~機関~事業体をつなぐ交流会・学習会等の開催、参加。
    5. 合同事業・共催事業の実施。
    6. その他要望や必要に応じて、様々な活動を行う。

    但し特定の政党・宗教・営利企業に対してこれを支持することはない。

    第4条 構成

    本ネットワークは、次のものにより構成される。

    1. 正会員:乳幼児から思春期・青年期の子を持つ親やその家族、アドバイスや支援してくれる教育関係・医療関係者・カウンセラー・保健士・研究者などの個人会員と、子育てサークル・PTA・文化団体・支援団体などの団体会員。
    2. 賛助会員:正会員以外で、本ネットワークの主旨に賛同するもの。

    第5条 会計

    1. 本ネットワークの経費は、会費・賛助会費・協力金・協賛金その他をもってまかなう。会費・賛助会費は総会で決定する。
    2. 会計年度は、4月1日より翌年3月31日とする。
    3. 会計の監査は毎年年度末に行う。

    第6条 委員・役員

    1. 本ネットワークは、次の委員及び役員をおき、その任期は1年とする。但し再任は妨げない。
      1. 委員:運営委員・事務局員
      2. 役員:代表・事務局長・事務局次長・会計・会計監査

    第7条 委員及び役員の選出・事務局

    1. 運営委員は、本ネットワーク総会において選出する。
    2. 代表・事務局長・事務局次長・会計・会計監査は運営委員より選出する。
    3. 事務局員は、事務局長が委嘱する。
    4. 事務局は、運営委員会が定めるところにおく。

    第8条 委員及び役員の任務

    1. 運営委員は、本ネットワーク活動の総合的運営の中心的役割を担う。
    2. 代表は、本ネットワークを代表し、外部との交渉を行う。
    3. 事務局長は、本ネットワーク活動全体の連絡調整をはかり、円滑な運営に努める。
    4. 事務局次長は、事務局長を補佐し、事務局長に事故ある時はその職務を代行する。
    5. 会計は、会計事務を担当し、総会において決算報告をする。
    6. 事務局員は、事務局長・事務局次長・会計と共に事務局を構成し、会議の議案の整理・会議録の作成、事業全体の円滑な運営の補助をする。
    7. 会計監査は会計事務を監査し、総会において監査報告をする。

    第9条 会議

    本ネットワークは、次の会議を行う。

    1. 総会:本ネットワーク全体が集まる会議。会議の議決は出席者の2/3以上の同意を必要とする。
      1. 定期総会年1回開催し、事業及び決算報告、次年度事業計画・予算案の審議、その他必要と思われることを審議する。
      2. 臨時総会必要に応じて、事務局長が招集する。
    2. 事務局会議:必要に応じて、事務局長が招集する。
    3. 運営委員会:必要に応じて、事務局長が招集する。

    第10条 附則

    1. この規約の改廃は、総会の決議による。
    2. この規約の細則は、運営委員会で決議できる。
    3. この規約は、1995年4月23日より施行する。

    2006年5月20日一部改正

    活動の歩み•••

    1995年
    設立集会 「子育て交流フェスティバル」
    1996年
    子育てハンドブック「このゆびとまれ」発行
    1997年
    「親子音楽会」 「子育てサークル交流会」
    1998年
    「子育て文化協働全国交流研究集会in札幌」
    1999年
    「子育て援助を考える会」
    「親子ファミリ ーコンサート」
    「きいて!きいて!私の育児ストレス」
    2000年
    「子育てママたちの井戸端サロン」
    「幼稚園講座」
    2000年
    ホームページ開設 「親子冒険川遊び」
    2002年
    「カナダの子育てテキストを読む会・話す会」
    「お父さんのための育児講座」
    2003年
    「思春期講座」
    2004年
    「乳幼児親子と中学生のための体験交流広場」
    親子野外活動 「こうもり学習会」
    「動物園へいこう」
    2005年
    「子育てネットワークin北海道2005」
    2006年
    「小学生のための“子育てってどんな感じ?’’」
    2007年
    「ここがポイント!入園前講座」
    「お父さん交流学習会」
    2008年
    「第48回社会教育研究全国集会北海道集会」
    2009年
    さっぽろ子育てネットワーク設立15周年記念
    講演 ・シンポジウム ・レセプション開催
    15周年記念誌 「このゆびとまれ!2」発行
    2010年
    「子どもの育ちを考える」(学童期~思春期)
    2011年
    太田見ドキュメンタリ ー映画自主上映会
    2012年
    「子育て山あり谷あり」(思春期講座)
    「札幌市の子育て支援を考える会」
    2013年
    親子ワークショップ「ぼくが、わたしが、あかちゃんのとき」

    郵便物宛先

    郵便物はこちらへお願いします。

    〒060-0808
    札幌市北区北8条西3丁目札幌エルプラザ内 2階
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    レターケースNo47「さっぽろ子育てネットワーク」